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  • 2024/05/10公開

イギリスでMBAを取得するメリットから留学に関わる費用まで解説

イギリスでMBAを取得するメリットから留学に関わる費用まで解説

MBAの取得にあたってイギリスへの留学を検討している人は少なくありません。イギリスは国際的な評価の高い教育が受けられることでも知られています。

また、MBAの留学期間が1年で済むことが多い点も大きなメリットです。

しかし、「どれほどの費用がかかるのか」「注意すべき点は何か」といった疑問を持つ人もいるでしょう。

本記事ではイギリスでMBAを取得するメリットや注意点、取得のための費用などについて解説します。

目次
イギリスでMBA取得を目指す3つのメリット
イギリスでMBAプログラムを提供するスクール
イギリスでMBA取得を目指す際の注意点
イギリスでMBA取得のためにかかる費用
イギリスでMBAを取得するには留学準備が鍵を握る

イギリスでMBA取得を目指す3つのメリット

グローバルな視野を広げることを考え、MBA留学を検討している人は少なくありません。

留学をすれば、多様な文化的背景を持つ人たちとの交流を通じて、グローバルなネットワークを構築することが期待できます。

そんなMBAの留学先として、イギリスを候補地の1つとして考える人もいるでしょう。

ここでは、イギリスでMBA取得を目指す3つのメリットについて解説します。

  • 国際的な評価が高い教育が受けられる
  • グローバルネットワークが構築できる
  • 留学期間が短く済む

国際的な評価が高い教育が受けられる

イギリスの経営大学院には国立のものが数多くあり、イギリス政府が教育の質を管理しています。

また、イギリスにはQAA(高等教育質保証機構)と呼ばれる、大学などが提供する教育の質を評価・監視し、高等教育の水準を維持・向上させることを目的とした機関が存在します。

また、AACSBやAMBA、EQUISなどの国際的なビジネススクールの認証を受けているビジネススクールも多数あります。

これらの認証は、教育プログラムの内容、教授陣の質、学生サービス、卒業生のキャリアの成功など、多くの厳しい基準を満たしたスクールのみに付与されるものです。

国際的な評価の高い教育が受けられる点はイギリスでMBAを取得するメリットの1つです。

参照:高等教育質保証機構「英国高等教育質保証ガイドブック」

グローバルネットワークが構築できる

イギリスの経営大学院はその高い教育品質で世界的に知られており、様々な国から多数の留学生が訪れます。

海外でのMBA取得を目指す理由として、グローバルネットワークの構築を目指している人も多いでしょう。多様な背景を持つ留学生と交流できる点は、イギリス留学のメリットの1つといえます。

MBAの講義ではケーススタディなどグループワークに取り組むことも多く、多くの交流の機会が得られます。

ただし、実際のビジネスで活用するグローバルネットワークを構築するには積極的に交流し、他の留学生との関係構築に努めることが重要です。

留学期間が短く済む

イギリスの経営大学院は、1年間のプログラムを採用している大学院が多いです。他のMBAプログラムを提供する大学院と比較すると留学期間が短く済みます。

また、海外留学には入学料や授業料、教材費に加え生活費も必要です。

イギリスの経営大学院を選ぶと留学期間が1年と短く済む場合もあるため、2年制のプログラムが多い他の国と比較して、MBA取得にかかるコストを安く抑えられる点はメリットといえます。

時間帯効果の高い留学先を考えている人は、イギリスを検討先に加えてみましょう。

イギリスでMBAプログラムを提供するスクール

イギリスでMBAプログラムを提供している評価の高いスクールを3つ紹介します。

学校名 学費(1年間) 特徴
London Business School 75,000ポンド ・グループワークを重視した実践的な講義
・アメリカのトップスクールとの交換留学が盛んに行われている
Cambridge Judge Business School 69,000ポンド ・起業家精神を重視するビジネス戦略に力を入れている
・総合大学のため、他学部との連携を通した起業プロジェクトなども盛ん
Oxford Saïd Business School 78,510ポンド ・理論的かつ実践的なアプローチが多い
・キャリアチェンジや専門能力の開発に力を入れている

※2024年3月時点。アビタス調べ。

London Business Schoolは、世界中から多様な背景を持つ学生たちが集まる、世界的に高い評価を受けているビジネススクールです。卒業生が織りなす国際コミュニティはとても広く、2024年現在、160カ国にまたがり50,000人を超えています。

Cambridge Judge Business Schoolは、ケンブリッジ大学が運営する歴史のあるビジネススクールです。毎年世界中の様々な地域や産業から学生を選抜しています。多くの分野の専門家とのコラボレーションを促進しています。

Oxford Saïd Business Schoolは、グローバルリーダーとなる人材を育成する教育に力を入れています。毎年500人以上の大学院生が入学し、英国の大学院ビジネススクールの中で最大の入学者数を誇っています。

参照:London Business School「One-year MBA」
参照:Cambridge Judge Business School「The Cambridge MBA|Fees and funding」
参照:Oxford Saïd Business Schoo「Oxford MBA」

イギリスでMBA取得を目指す際の注意点

多くの場合、海外のビジネススクールの受験時には、英語能力を証明するためTOEFL®やIELTS™のスコア提出が求められます。

講義の内容を深く理解し現地での交流を深めるためには、高い英語力が必要です。

志望校によって求められるスコアは変わるため、事前の確認を欠かさないようにしましょう。

また、留学先で過ごすために必要な生活費の見積もりも重要な要素の1つと言えるでしょう。

ここでは、特にイギリスでMBA取得を目指す際に留意すべき2つの点について解説します。

  • 3年以上の職歴が必要
  • 修士論文の提出が必須

3年以上の職歴が必要

イギリスのビジネススクールの受験要件として、3年以上の職務経験を掲げているところが多く見られます。

これは、1年間という短い期間でプログラムを実施していることと深い関係があります。

学生には、自身が培ってきた職務経験を活かし講義の議論をより豊かにし、考察を深めることが求められます。社会経験豊富な学生たちがお互いの経験を基に議論を展開すると、講義内容がより実践的なものとなるためです。

職務経験を通じて得たスキルや知識を重視しているスクールも多く、職務経歴書を書く際に適切にアピールすることが重要です。

修士論文の提出が必須

一般的に、イギリスの多くのビジネススクールでは、MBAを取得するために修士論文の提出が必須とされています。

修士論文を書くことで、学生はプログラムで得た知識を実際のビジネスに応用する力を養うのです。

修士論文は、専門分野における高い知識と研究能力を身につけた証明になります。

アメリカのビジネススクールでは修士論文の提出が必須とされているケースはほとんどありません。代わりにインターンシップなどの実践的な経験に重点を置いています。

1年という短い期間の間に、作成までに3〜4ヶ月かかると言われる修士論文まで書くのは容易ではありません。修士論文の作成に自信がない人は、他国への留学も検討してみましょう。

イギリスでMBA取得のためにかかる費用

海外留学では様々な費用がかかります。学費とそれ以外の費用をあわせ、およそどの程度になるのか気になる人もいるでしょう。

1年間の短期プログラムには集中が必要で、日々勉学で多忙になるため、留学中に就労することは困難でしょう。留学前に一定の資金を準備しておくことが求められます。

では、どの程度の額を見積もっておけばよいのでしょうか。

ここでは、学費と学費以外の費用に分けて、イギリスでMBAを取得するためにかかる費用について見ていきましょう。

名門ほど高い傾向のある学費

イギリスのビジネススクールは名門校ほど学費が高い傾向があります。主なものを見ていきましょう。

スクール名 学費(1年間) 日本円換算
London Business School 75,000ポンド 約1,450万円
Cambridge Judge Business School 69,000ポンド 約1,330万円
Oxford Saïd Business School 78,510ポンド 約1,520万円

※2024年3月時点。アビタス調べ。
※3月21日時点でのレート:1ポンド193.09 円

高いスキルが身につきキャリアアップが期待できる分、学費は決して安価ではありません。ただし、イギリスの名門校の卒業生の平均給与は高めとなっています。

名門校となると、ロンドンのような世界の中でも物価の高い環境で、卒業生がロンドンの金融系に進み、高収入を得るようになる点が背景にあると考えられるでしょう。

また、修了時のキャリアサポートを重視しているスクールも多く見られます。

多様な学生と交流を深め、グローバルネットワークを構築する機会を得ることができる点も魅力です。

以上のことから、学費が高くても、将来のための投資と捉えることができるでしょう。

参照:London Business School「One-year MBA」
参照:Cambridge Judge Business School「The Cambridge MBA|Fees and funding」
参照:Oxford Saïd Business Schoo「Oxford MBA」

学費以外にかかる費用

先ほど紹介した学費は、あくまでも授業料のみにかかる費用です。学費以外にかかる大きな費用として、テキスト代や現地滞在費なども見積もっておかなければなりません。

現地滞在費は、生活スタイルや生活場所によって大きく異なります。目安として1年間ロンドン市内で暮らす場合12,000ポンド程度、ロンドン以外の地域では9,600ポンド程度といわれています。

滞在費の高さは非常にネックとなるため、費用面からMBA取得を諦めようと考えている方は、オンラインMBAを検討すると良いでしょう。

また、入学要件を満たすための留学準備費用も必要です。例えば、TOEFL®やGMAT™、GRE®などを受けスコアを獲得する費用などがかかります。

渡航費やビザの申請費も含めて見積もりを立てておくことが大切です。

イギリスでMBAを取得するには留学準備が鍵を握る

イギリスには国際的な評価が高いビジネススクールが多く、世界各国から多くの留学生が集まります。

1年制のプログラムが多いこともあり、イギリスへの海外留学に興味を持っている人も多いでしょう。

3年以上の職務経歴が必要であり、修士論文の提出が求められます。職務経歴書を書く際は、自身のスキルや経験をアピールすることが欠かせません。

名門校ほど学費が高くなる傾向があります。留学中に就労することは難しいため、生活費を含めた留学期間中の費用を事前に準備しておきましょう。

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